ポルシェセンター

ポルシェセンターの営業マンのお仕事を徹底解剖!

いつもお世話になっているポルシェセンターの営業マンY氏。

夫は担当のY氏に絶大な信頼を置いている。

ポルシェセンターの営業マンは一体何者なのだろうか?

どんな仕事をしているのだろうか?

Y氏に聞いた実話をまとめてみた。

ポルシェとポルシェセンターの関係

ポルシェセンターのスタッフはポルシェ本社の社員ではない

まず、営業マンY氏はポルシェジャパン本社の社員ではなく、ポルシェセンターの運営会社の社員だ。

ポルシェセンターはポルシェ本社の直営店ではなく、全く別の会社が運営している。

ポルシェの名を冠して、ポルシェの製品を販売しているのだ。

ポルシェセンターによって運営する会社は異なる。

例えば、現在、東京都内には5つのポルシェセンターがある。(認定中古車販売店を除く)

  • ポルシェセンター目黒
  • ポルシェセンター青山
  • ポルシェセンター銀座
  • ポルシェセンター浜田山
  • ポルシェセンター調布

このうち、目黒・青山・銀座の3店舗は同グループ会社が運営しており、浜田山は別の会社が、調布もさらに別の会社が運営している。

ポルシェセンターによって、おこなっているキャンペーンの時期や内容が異なっているのはこのためだ。会社が違えば、プロモーションの仕方も違うということ。

これらの運営会社はポルシェ以外のディーラーも運営している場合もあり、マセラッティやBMWといった高級外車や、さらにはマツダやスバルといった国産車のディーラーを同じく運営している場合もあったりする。

当然、ポルシェの発注や納車、最新情報の提供など、ポルシェ本社とポルシェセンターは密接な関係にあるが、会社の単位としては全くの別会社であり、親会社・子会社の関係でもない。

そして、ポルシェセンターのスタッフは、運営会社の社員/スタッフであり、ポルシェ本社の所属ではない。

ポルシェセンターは、ポルシェと顧客の間に位置する。ポルシェセンターの役割は「ポルシェと顧客の橋渡し」である。

営業マンY氏の仕事内容

営業担当Y氏の仕事内容は端的に言って、「ポルシェをお客様に売ること」だ。

来店した顧客への対応はもちろん、新車やフェアの情報をめぼしい顧客に伝えたり、新車発注や納車の手配、顧客のポルシェの点検や車検のスケジュール管理なども業務の一部だ。

モデルチェンジの場合には新しい型式について勉強し、説明できるようにならなければならない。

納車や点検の際には、顧客のポルシェに乗ってクルマを自宅まで届けたりすることもある。顧客のクルマを運転するわけだから、少しの傷すらも付けられない。とても神経を使うことだろう。

想像しただけで大変な仕事だ。

Y氏の人柄と仕事っぷり

おそらく平成生まれで私たち夫婦よりも年下と思われるY氏だが、非常に落ち着いた大人の雰囲気を持っている。

第一印象は足が長くて、清潔感があって、なんか美しい・・・と感じた。

さらに、非常に親切。子どもが大騒ぎしてもにこやかに優しく接してくれる。

何よりすごいと思うのは、ポルシェに関する知識の量だ。

なぜならポルシェのことを調べ尽くし、マニアックな話を振る夫に対して、すばやくその意図をくみ取り答えをくれるのだ。私が聞いていると、質問の意味すら分からないことが多い

特にボクスターの旧型981が好きという点は夫と共通しており、その話になるといつも盛り上がっている。

話し方は、ビジネス的ではなくて、もちろん敬語なんだけど少しフレンドリーな感じ。夫の急な冗談もちゃんと通じる(爆)

Y氏がポルシェセンターで働く理由

Y氏の営業スキルなら、きっとどのメーカーでもやっていけるだろう。

というか、ディーラーの営業に限らず、きっとどんな仕事でもこなせると思う。

そんなY氏にポルシェセンターで働く理由を聞いた。

ずばり、ポルシェが好きだから。」と答えていた。

模範的な回答だ。

でも、Y氏は本当に心からポルシェを愛している、というのが客の私たちにも伝わってくる。

Y氏が所属するポルシェセンターは、他のメーカーのディーラーも運営しており、他メーカーへの異動もなくはないらしいが、Y氏はポルシェで働き続けたいと思っていると語ってくれた。

担当顧客数は?

Y氏一人で受け持つ顧客数はだいたい400人ほどらしい。

すご。一体、累計で何十億円売り上げ立てたのよ。と思ってしまった。

全員にY氏が直接ポルシェを販売したわけではなく、中には前任者の異動によって引き継いだ顧客もいるらしい。そういった方々も含めて400人。

年間365日、1日1人対応しても足りないじゃない。

しかも、顧客は土日に集中する。一体どれだけ忙しいのか想像がつかない・・・

うちの夫もこの400人の中に含まれているわけで、夫なんて毎日とは言わずとも毎週Y氏と連絡を取っているのではないか?

Y氏、忙しいはずなのにとにかく返事が早い。

私が夫にこそっと、「もう連絡するの控えた方がいいんじゃない?仕事の邪魔だよ。」というと夫も少し納得して考え直そうという表情。

そこですかさずY氏「とんでもありません!いつでもウェルカムです!!」

本当にいい人。

Y氏の接客心得

Y氏に聞いてみたことがある。

「買う気のない人がポルシェセンターに来たらやっぱり嫌ですか?」

Y氏の回答はこうだった。

「全く思いません。買う気がないことがわかっても、精いっぱい対応させていただきます。」と自信たっぷりに答えてくれた。

「売上につながらないのになんで?」とさらに質問すると、

「今は買うことができなくても、いつか何年後かにポルシェを買おうと思う日が来るかも知れない。

その時に、過去に訪れたポルシェセンターのことを思い出して、また来ていただける可能性がある。

だから、どんなお客様でも誠実な対応を心が得ています。」

脱帽。

営業マンの鏡だ。すばらしい。

こんな風に思って対応してくれるとわかったら、ポルシェセンターへの敷居も少し低くなる。

担当Y氏への感謝

いつもポルシェマニアの夫に対しても、無知な私に対しても、お構いなしに騒ぎ走り回る子どもに対しても、親切に対応してくださって感謝。本当に感謝。

夫はよく言う。

「Y氏からポルシェを買いたい。」

どこのポルシェセンターから買っても、納車されるクルマは同じかもしれない。

でも、買うまでのプロセスや買った後の付き合いを考えると、信頼できる担当営業マンから購入できたらうれしい。

夫がマカンを購入した時はまだ初対面でY氏のことをよく知らない状態だったが、お互いのことをよく理解し合った今、ポルシェを買うならY氏から買いたいとより一層強く思うのだと言う。

夫がここまでポルシェにハマっているのは、Y氏のおかげというのも大きいと感じる。

ポルシェセンターには、Y氏のほかにもたくさんの素晴らしい営業マンがいる。

皆さまにもポルシェとポルシェセンターとの素敵な出会いがありますように!

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