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クルマがとにかく大好きなうちの2歳男児。
ポルシェセンターに行くと必ず展示車の運転席に乗りたがる。
ハンドルやシフトレバーを握ったり、フロントパネルのボタンを押してみたり、とっても楽しそう。
運転席でなくても、助手席に座るだけでも形式がよくかなりうれしそう。
一方、展示車の後部座席には乗ろうとしない。
そんなに前が好きな子は、前にお乗り!(某おばけの絵本風)
ということで助手席に乗せてあげる方法を考えてみた。
Contents
チャイルドシートは後部座席に付けるのが一般的
チャイルドシートの取り付け位置は、どのメーカーにおいても安全性の面から後部座席が推奨されている。
安全性以外の面でも、後部座席なら隣に大人が座ることができる。
子どもが酔った時、泣いた時、おなかがすいた時など、何かあってもお世話がしやすい。
チャイルドシートは後部座席、これはある意味常識のようになっていると思う。
でも子どもの本音はフロントシートに座りたいのではないかと薄々感じていた。
幼児を助手席に乗せてもいいの?
そもそもチャイルドシートを助手席につけて走行することは法律的にOKなのか。
道路交通法では、6歳未満の子どもにはチャイルドシートの使用が義務付けられているが、使用場所についての指定はない。
つまり、助手席でチャイルドシートを使うことは合法。
後ろ向きチャイルドシートを助手席で使用しては絶対にダメ
チャイルドシートの助手席利用が推奨されない理由は、エアバックの衝撃だ。
もし助手席にチャイルドシートを後ろ向きで取り付けたらどうなるだろうか。
万が一エアバックが作動したときにチャイルドシートの背面がもろにエアバックの衝撃を受ける。
それによってエアバック自体が乳児ごと、もしくは乳児を固定していない状態で吹き飛ぶ可能性があるのだ。
10kgを超えるチャイルドシートがものすごい勢いで飛んで来たら、中にいた赤ちゃんはもちろん、車内の運転手や後部座席の人の命まで危険だ。
前向き取り付けなら助手席もOK?
前向きなら助手席へのチャイルドシート取り付けは可能だ。
後ろ向きよりはましとはいえ、エアバッグの衝撃は大きなリスクであることは変わらない。
エアバッグがもろに子どもに当たれば、未熟な子どもの体が耐えられるかどうかと想像すると怖い。
そのリスクを最大限に下げるためには、必ずこの2つは守ろう。
- 助手席のシートをできる限り後ろに下げる
- エアバックの機能をオフする
助手席は事故の時の致死率や致傷率も高いというイメージがあるが、統計的にはそんなことはない。
子どもがご機嫌で過ごしてくれるなら、助手席へ乗せることを検討してみてもいいと思う。
うちは子どもに、後ろでママの隣に座るか、助手席に一人で座るか聞くと「前」を選ぶ。
ママよりクルマだ。
マカンの助手席エアバッグ解除の仕方
なお、説明書によると27kgを超える子どもが座る場合は、エアバッグをオンにしておくことと書いてある。
体が未熟な子どもだとエアバックの衝撃に耐えられない可能性があるが、ある程度成長するとエアバックのリスクよりもメリットの方が大きくなるということだと思う。その境目が27kgとされているらしい。
初めて2歳の子どもを助手席に座らせてみた
以前も助手席に座らせてみようとして、あきらめたことがある。
でも今は成長して状況が少し変わった。自分のことを話せる。
「おなかいたい」
「おちゃ」
「おんりしたい」
だめなことはだめ、伝えれば一応理解はできる。(イヤイヤ期真っ只中だから言うことをきくとは限らないけど)
だから母親が必ずしも隣にいなくてもなんとかなるんじゃないかと考えた。
ちょっとまだ早いかなと思いつつ、テストを兼ねて短距離移動のときに乗せてみることにした。
走り出すと、だんだんとその楽しさを実感している。
景色がよく見えるようで大興奮。
「あ!トラック!!あ!ダンプカー!あ!パトカー!あー!」
興奮しっぱなし。
これは効果あり!!
喜んでいる。
騒ぎ疲れて、しばらく走ると寝てしまった。
ジュニアシート「エールベベサラット3ステップ」を購入!
いろいろと調べた結果、エールべべのサラット3ステップというジュニアシートを買った。
このシートを選んだポイントは3つだ。
- 取り付け、取り外しが簡単なこと
- 子どもが大きくなっても使えること
- 寝る体制がつらくなさそうなこと
① 取り付けは置くだけ
ISOFIXをつけてとかシートベルトでここを通して・・・などがない。
煩わしさが皆無!!
取り付けは「座席に置くだけ。」
以上。
② 大きくなっても使える!
今まだ2歳の子どもも、大きくなったらアームレストをなくしたり、背もたれをなくしたり、と3ステップで11歳まで使用可能。
③ 子どもの居心地も良さそう!
子どもの座らせ方は
まず、子供を座らせて、
膝の上にアームレストを乗せて、
シートベルトをアームレストに通して締めるだけ。
とっても簡単。
今までのチャイルドシートの3点留めに比べて、子どもの締め付けられ方もかなり軽減されていて快適そう。
アームレストは抱き枕効果があって子どもにとっては安心感があるだろう。
「インパクトシールド」というらしい。
これがあるおかげで寝る姿勢もつらくなさそう。
軽くて便利なジュニアシート
このタイプはリクライニングは座席連動型なので座席を倒してあげることもできる。
そして何より軽い!!
たったの5.1kg。
普段12kgの子どもを抱っこしていると、5kgなんて片手でふわっと持てる気がする。
パーツがいくつもあるわけではないので、「あれ!?シートベルトに通してたよだれかけどこだっけ!?」とならなくて済む。
しばらくは後部座席と助手席を使い分けていく予定
こんな感じで、子どもの助手席デビューは大成功!!
助手席では大喜びだったけど、長距離移動のときは後部座席の方がよさそう。
高速道路はやはり万が一事故した時のリスクが大きいし、長時間だとお世話が必要になることも多いため。
まだイヤイヤ期全盛期、ぐずりだしたらなかなか手に負えない。
短距離なら子どもが楽しんでくれるように助手席で。
長距離はお世話のしやすい後部座席で。
こんな感じで座席を変え、気分転換しながら、ドライブを楽しもうと思っている。