初めてのポルシェを買いたいと思った時にどうやって選びますか?
どの車種がいいのか、新車か中古か、車種が決まってもどのグレードがいいのか、はたまた何のオプションがいいのか
悩むポイントは尽きないですよね。
特に乗ったことがないからこそ、アレもコレもよく見えてしまい気付けば予算オーバー。
決められなくてネットで色々調べていたりコンフィグしたりしているとあっという間に時間が溶けていきます。
うちもそうでした。
もはやポルシェのサイトにはスパムと間違われるのではないかと思うほどアクセスしました。
趣味・特技はコンフィグです。
少々使いにくいポルシェのコンフィグページの使い方も慣れたものです。
さて、悩むことは良いことです。
でも、ポルシェを新車から中古車まで4台乗り替えた立場から、表題の答えをずばり伝えます。
初めてのポルシェを買うなら、中古のベースを買え
これ一択です。
この真意を解説していきます。
Contents
中古のベースがおすすめな理由
私が中古のベースグレードを激推しする理由を解説します。
初めてで新車はリスクあり
まず、ポルシェを始めて買うのに新車はリスクです。
何がリスクかというと、価格です。
新車は高いからです。
つい気分が高揚して新車購入のサインをしてしまいがち。
でもちょっと待ってください。新車オーダーは2台目でもいいと思います。
新車を買ったとたん、そのクルマは中古車となり、価値は下落します。
その崖を受け入れることがリスクだと言いたいのです。
初めての場合、自分に合ったグレードやオプションが見極められていません。
どんなに下調べしていても、実際に乗って体験した経験値とは天と地の差ほど差があります。
百聞は一見に如かずとは言ったものです。
うちは新車(オーダーではなく既製車)でマカンを買ってしまいました。
ポルシェの世界を知る上では重要な決断だったので後悔こそしていませんが、中古にしておけばもっと賢かったなと反省するポイントです。
なので、中古をおすすめします。
走行性能はベースで十分
ポルシェの走りを知りたいなら、ベースでも十分です。
ポルシェは廉価車種や廉価グレードというものがありません。
どのグレードを選んでもポルシェの走りは体感できます。
ついGTSに惹かれてしまうのもわかりますが、本当に必要ですか?
高速道路でそんなにスピードを出しますか?
予算に余裕があってどうしてもGTSがいいという理由があるならGTSを買ったらいいと思いますが、初めてポルシェに乗る人がGTSにこだわることを私はお勧めしません。
ベースでもポルシェです。
こんなに走るのかというのがわかります。
ベースグレードに乗ることでポルシェの基本性能のすごさを存分に感じてください。
コスパよくリセールよし
中古かつベースという組み合わせはもともとの価格設定が低いですよね。
新車を買った時の崖のような値下がりもなければ、もとがベースグレードなので基準となる定価も低いです。
つまりリセールバリューが残りやすい値下がり幅が小さいというのが最大のメリットです。
乗り替えたいと思った時に手放しやすいです。
初めてポルシェを買うのには勇気が要りますよね。
ポルシェを買って後悔することはそうそうないと思いますが、それでも勇気が要る決断ですから、リスクは最小限に抑えておくのが賢明です。
中古かつベースグレードはリスクを抑えつつポルシェを体感できる最もコスパのよい買い方なんです。
どこで買う?運命の1台を見つけるために
そして、欲しい車種がだいたい決まったらあとは運命の1台に出会うだけです。
ひたすら中古車検索サイトで運命の1台がないか調べます。
調べる時には希望車種に、外せない検索条件はあらかじめ決めておいてくださいね。
カラー、年式、走行距離、欲しいオプションなど絶対に必須な条件を検索条件に保存していつでもチェックできるようにしておきましょう。
毎日チェックせよ
重要なのは日課のようにサイトをチェックすること。
週末にときどき見る程度だと見逃す可能性や別の人に成約されてしまう可能性が高いです。
夫は毎日カーセンサーをチェックしていて、気になる車種・スペックの出ている台数を把握しています。
昨日より台数が減っていればどれかが成約して削除されたことがわかりますし、台数が増えていれば新しい入荷があったことがわかります。
毎日チェックして新鮮な情報を取り入れることが、運命の1台をいち早く見つけることにつながりますし、相場感をつかむことで自身の知識も増えます。
対象エリアを拡大せよ
中古車を見る時、エリア指定していませんか?
1都3県に限定していたり、自分の県しか見てないとかはないですか?
範囲を広げると運命の1台に出会える確率は上がります。
我が家は5年間で4台のポルシェを買いましたが、そのうち2台は中古です。
我が家は東京在住ですが、買ったうちの1台は大阪からの出品でした。
遠いですけどね、これだ!と思い立ったら止まらないので、なんとか買いに行ける方法を探しました。
速攻で電話してその週末に飛行機で大阪まで行きました。
しかも3歳の子連れです(笑)
みたその日に申し込みをし、審査から契約までの書類手続きは全て郵送でお願いしました。
納車は約1ヶ月後で、納車の日には東京在住の私たちは夜中にクルマを走らせて大阪まで行きました(笑)
さすがに沖縄だったら行けてないですが、関東から関西くらいなら大丈夫です。
最初から諦めるのではなく、やればできることはそれなりにあるということです。
すぐ行動せよ
良いなと思ったら気付いてから24時間以内に電話して週末のアポを取り、見に行くことをおすすめします。
我が家も平日の夜に見つけて翌朝開店時刻の10時に担当店舗へ電話し、土曜の飛行機で大阪に行きました。
ずっと「こんなクルマが理想〜!でも絶対ないよな〜」なんて夫と話しながらコンフィグしいた夢スペックのドンピシャ激レア車が割安で出品されていたんです。
これは放っておいたらすくに売れてしまうと確信しましたね。
買う時に聞いたら、全オーナーが凄まじい人でした・・・
ここで書きたいけど書けない!!!
このご縁は我が家のフットワークの軽さあってこそでした。
ポルシェは基本的に出回る台数が少ないので、良スペックとの出会いは運命です。
ライバルに取られてしまう前に自分がチャンスをつかむためには、人より早く行動することです。
今のクルマを高く売る方法
運命の1台はいつ出てくるかはわからないので、今乗っているクルマの去就も考えておいてくださいね。売却するにしてもどこで売るのかよく考えて、できるだけ高く売ってポルシェを買う資金にまわしたいところです。
でも高く売ろうとして一括査定に申し込んで相見積もりを取ると、今度はたくさんの買取業者から電話がかかってきて面倒なことになるのでお気を付けくださいね。
今はいろいろな売却方法がありますが、セルカというサービスならオークション形式もぜひ知っておいてください。
7,000社のバイヤーが登録するオークションに出品できる上に、電話はセルカ社からのみなのでウザい着信に悩まされずにすみます。
中間マージンも最小限に抑えられますので、高く売ってポルシェ資金にまわすために役立つと思います。
ポルシェを買うためには準備もぬかりなく!
まとめ:初ポルシェを買うなら中古のベースを買え
以上、私が初ポルシェに中古のベースグレードをお勧めする理由、そして運命の1台に出会う方法をご説明しました。
ポルシェは夢のクルマです。
ポルシェライフにはたくさんのワクワクが待っています。
あなたにもポルシェとの出会いがありますように!