ポルシェ本社が、2020年1月から9月までの累計新車販売台数を発表した。
全世界での販売台数は191,547台。前年同期間比で-5%と販売台数を落としたのは、コロナウィルスの影響が大きいとみられる。
販売台数トップはカイエン
ここでものすごーく気になるデータがあった。
それは車種別シェアだ。
2018年の車種別販売台数と直近9ヶ月間の車種別シェアを比べてみよう。
大きな構成比は変わっていないものの、マカンとカイエンが逆転。
2020年1月から9月までの9ヶ月間では、カイエンの64,299台(33%)がトップ。
マカンは55,124台(29%)。
マカンがトップじゃないだと・・・!?
ここ最近はマカンがトップを維持していたから、マカンブロガーの私としてはちょっと寂しい・・・
2019年にクーペモデルが発売されたからか?
たしかにカイエンクーペはカッコイイ。
カイエン好調の理由は、カイエンクーペの人気が高いのかもしれない。
車内の広さはそのままに、見た目が格段にかっこよくなっている。
マカンは様子見の層が多い?
一方のマカンに関しては、今後のモデルチェンジ計画の情報が錯綜しているので様子見している人が多いのかな?とも思われる。
今後電気自動車が発売されるとか、またマイナーチェンジがあるとかまだまだ気になる噂がいっぱいあるもんね。
このシェアは全世界のデータなので、日本のデータだとまた違うかもしれない。
日本はマカンの方が売れているんじゃないかなぁ?(←カイエンよりマカン派な私の希望的観測)
日本市場:11年連続成長の傾向?
全世界での販売台数は191,547台(前年比-5%)であるのに対し、日本は5,464台(前年比+5%)を記録している。
日本市場、コロナ禍においてまさかの成長中。
日本は、2010年から2019年まで10年連続で前年よりも販売台数を伸ばしてきている。
さすがにコロナ禍の今年は厳しいかと思っていたけど、今のところ成長ペース!!
日本は諸外国に比べると感染者数が少なく、都市部のロックダウンもされていないので、買いたい人は買えているんだろうな、と想像する。
コロナの影響による納車遅れが懸念されていたけど、ブログ読者様の報告によると意外にも順調に納車されているような印象を受ける。本国の工場もフルスロットルでがんばっているんだろうな。
全世界に占める販売台数としては少ないものの、安定して成長し続けている日本市場は、日本人ポルシェオーナーとして誇り!(ポルシェオーナーなのは私では夫だけど)
タイカンも好調!
タイカンはすでに全世界で1万台以上を販売しているらしい。納車が始まっていない国が多い中、すでに6%ものシェアを獲得している。
なお、日本はまだ正規ポルシェセンター経由のタイカン納車は始まっていない。
アメリカ等ではすでに納車が始まっているので、並行輸入で入ってきたタイカンはすでに日本にあるらしい・・・もちろん私は走っているタイカンをまだ見たことはない。
日本は年内に試乗が始まるんじゃないかと言われているので、そろそろ各地のポルシェセンターにも実車が納車され始めるのでは?早く試乗したい〜!!!
今年のこのまま販売台数を伸ばし11年連続、そして来年はタイカンの納車も相まって12年連続!という感じに販売台数を伸ばして行ってほしい!!