マカンを購入して1年とちょっとが過ぎた。
5年のパワーローンを組んでいるので、まだまだローンが残っていることになるのだが、
夫は早くも次に乗り変えるクルマを考えている。
先日、夫がポルシェセンターに行った際に担当Y氏に聞いていた。
夫「マカンオーナーが次に買うのってやっぱりマカンですか?」
Y氏「もちろんマカンも多いですが、結構911やケイマン/ボクスターのスポーツカータイプに乗り変える方も多いんですよ。」
え!
なんか意外!!
マカンはファミリーのクルマだから、2人しか乗れないスポーツカータイプに乗り変える人がいるとは思わなかった。
なぜスポーツカータイプに乗り替える人がかなり多くいるのか、考えてみた。
マカンオーナーの家族構成はファミリーとは限らない
Y氏によるとマカンオーナーの約半分は家族構成が2人以下らしい。
2人以下とは、単身の方、夫婦でお子さんが同居していない方、親一人+子一人などの家族構成が該当する。
そしてもう半分はファミリー層。
夫婦がいて、1人以上の子どもがいる家庭。
2人以下の世帯とファミリー世帯が半々とは、意外だった。
マカン=ファミリーというわけではなく、マカンは広い層に乗られている車種なのだ。
1台目はとりあえずマカン?
- ポルシェの中ではコンパクトなSUVであるマカン。
- 値段的にも比較的お手頃。
- いきなりスポーツカーはちょっと抵抗があるけど、SUVなら乗りやすい。
以上は私の個人的な推察ではあるが、要するにマカンを購入する人は多いということ。
見た目的にも経済的にも手を出しやすい。
事実として、ポルシェジャパンではマカンは車種別販売台数1位なのだ。
だから次もマカン!
とくるかと思えばそうとは限らないとポルシェセンターY氏は言う。
結構みんな次の車種は悩まれるらしい。
夫もマカンから911に乗り変えたい!?
たしかに、うちの夫も911だボクスターだとうるさい。
ボクスターはとにかく乗ってみたいクルマらしい。ボクスター981GTSの魅力はポルシェ通の間ではもはやテッパン的位置づけなんだとか。
ボクスターの話になると、
私「マカンを持っているのにボクスターも買うなんて、もったいなくない?維持費に駐車場代だってかかるよ?」
私が運転できれば話が違うのかもしれないが。
一緒に運転してツーリング的な感じで遊びに行ったりしたいという夫。
一緒に同じ場所に行くのになんで別のクルマで行くの!?と思う私。
私「そもそもボクスターは全員乗れないよ。家族が全員乗れないクルマなんて!」
すると
夫「911なら家族全員乗れるよ!」
といつも言う。
あと3年はチャイルドシート義務がある子どものことを考えると、911なら子どもは助手席。
私が乗るのは必然的に後部座席。
定員については、マカンが4+1に対して911は2+2と表現されるらしい。
この足し算の最初に来る数字は「快適に乗れる人数」で、後ろに来る数字は「法律上乗ってもいい人数」と理解している。
つまり、911は基本は2人乗り。
後部座席は「乗ってもいいけど、、、」的な座席?
そう、後ろは狭いんだよ。
私「911はさ、フラッと買い物に行くくらいの距離なら全然苦にならないけど、さすがに伊豆とか軽井沢に行くのにはつらいって。」
という結論になり、911案は却下。
911に夫婦+小学生+園児で乗っているという家族もいるらしいけれど、それは結構特殊なケースでしょう。
遠出を考えると後部座席は狭い。
そんなに無理して乗らずともマカンの方がいいじゃーん!と思うのよね。
マカンから始まるポルシェマジック
これは我が家の一例だと思っていたが、これはうちに限ったことではないらしい。
マカンから911やケイマン/ボクスターに乗り替えたくなる心理。
これは意外にも結構多くの人に発生しているらしい。
「もっとポルシェらしいクルマに乗りたい」
これがマカンからスポーツカータイプに乗り替えたくなる理由の答えだと思う。
2人以下の家族構成の方は、我が家のような定員問題が気にならないからサクッとスポーツカータイプに乗り変える=ステップアップするんだと思う。
ステップアップという表現は適切ではないかもしれないけど、やっぱりポルシェはスポーツカーの方がポルシェらしいのかなという意味で。
たしかに、うちも子どものいない夫婦だったらあっさり911に乗りかえたかもな。
ポルシェに乗り始めるともっとポルシェに乗りたくなる。
ドライバーをどんどんポルシェの魅力に引きずり込んでいくポルシェマジックに感心。