ポルシェとは

新型コロナウィルス感染拡大でポルシェオーナーに及ぶ3つの影響

新型コロナウィルスの感染が世界的に広まっている。

その影響はあらゆる業界に及ぶ。

自動車業界への影響も非常に大きいものになることが確実で、ポルシェも例外ではない。

ポルシェ業界にはどんな影響が及ぶのか?

私たちユーザー側の目線でどんな影響があるのか、考えてみた。

①新車の納期が遅れる

ドイツのポルシェ本社は3月19日から2週間、ドイツにある2ヵ所のポルシェ生産工場を2週間閉鎖すると発表した。

2ヵ所のポルシェ生産工場とは以下の2つだ。

ツッフェンハウゼン工場

シュツットガルトのツッフェンハウゼン地区にはポルシェ本社、ポルシェミュージアム、そしてポルシェのスポーツカーの製造拠点があり、まさにポルシェの聖地。

ポルシェミュージアム

ここではスポーツカータイプのポルシェ、つまり911718ボクスター/ケイマンを製造している。製造台数は一日あたり250台程度。

2020年登場の完全電気自動車タイカンも、ここツッフェンハウゼンで製造される。

ライプツィヒ工場

ライプツィヒではマカンカイエンパナメーラの4ドア車ポルシェを製造している。

1日当たりに製造する台数は1,000台とも言われ、その規模は大きい。

これら2つの工場閉鎖の理由は、従業員の安全確保のほかに、サプライチェーンの供給が不足しているためだという。

つまり、クルマを作るための材料や部品が入ってこなくなってしまったということ!

ヨーロッパ諸外国での新型コロナウィルスの感染拡大は深刻で、当然クルマのパーツを作る工場も稼働できていないのだ。

今新車を発注したら、納車はいつ?

通常のポルシェは、だいたい半年程度で納車と言われている。

今回の工場閉鎖を受けて、納車はどれくらい遅れるのか。

まず、2週間工場を閉鎖したら、生産の遅れは2週間ではない。

そもそも新型コロナが2週間で収まるわけもなく、工場閉鎖の期間延長は多いにあり得る。

工場が再開できたとしても、クルマを作るためには、まずは材料や部品が潤沢に供給されることが前提だ。

その後、いったん閉鎖した工場を再開するには、整備や点検などにも人手と時間が必要だろう。

そう考えると少なくとも2~3ヵ月、下手したら1年という納車の遅れも想定にしておくべきかもしれない。

②既存車の修理に時間がかかる

工場閉鎖の状況からもわかるように、クルマの部品調達に苦戦を強いられている。

もし、今、愛車のポルシェに不具合が生じ、パーツ交換が必要になったら?
修理が必要になったら?

修理に通常よりも多くの時間がかかってしまうケースも想定しておく必要がある。

修理の内容によっては、ドイツ本社からパーツを送ってもらって対応するケースもある。

うちのマカンSもスポーツデザインドアミラーを後付けしてもらったことがあるが、当時国内には必要なパーツがなく、ドイツからパーツを輸入する必要があるとのことで、1ヵ月ほど待つことになった。

もし今、ドイツからパーツを取り寄せる必要のある修理をすることになったら、とても1ヵ月では納品されないだろう。
これももしかして1年待ち!?

もはやいつ修理できるのかわからない状況になる。

ポルシェセンターのテクニカルスタッフだけで対応できる修理なら、通常のように受けてもらえるだろう。

でも、最悪の自体を想像すると、首都圏ロックダウンによってポルシェセンターも一時休業なんてことになれば、修理の見積もりすら難しくもなり得る。

③中古車相場の乱高下も?

中古車市場にも新型コロナウィルスの影響は出てくるだろう。

まず考えられるのは、経済が停滞することでクルマを購入しようとする人が減ること。

そうすると、需要と供給の関係から中古車相場は下がるのでは?ということがまず考えられる。

でも、一方でこうも考えられる。

ポルシェの場合、新車で購入したときの納期がわからなくなり、さらに修理や追加オプションにも時間がかかってしまう状況。

これによって以下のループが起こる。

  1. 現ポルシェオーナーがポルシェを売りに出さなくなる。
  2. 中古車業界でポルシェの流通台数が減る。
  3. 中古ポルシェのレア度が上がり、価格が吊り上がる。
  4. ①に戻る。

ポルシェのようなそもそも販売台数が少ないクルマについては、相場価格の上昇可能性も大いにあり得るということ。

中古でポルシェを買う予定がある人は今のうちからじっくり相場の推移をリサーチしておくのがよさそうだ。

新型コロナウィルスはポルシェにも大きな影響を及ぼす

このように今想像するだけでも、新型コロナウィルスが日本のポルシェ業界に及ぼす影響は小さくない。

でも、世界全体が前代未聞の非常事態に陥っている今、ポルシェのことだけを心配している状況ではない。

ポルシェに関しては、今のポルシェを壊さないように大切に乗ることだ。修理になったら大変だから。

というか、そもそも不要不急の外出をしないことの方が大切だ。

東京でも「外出自粛要請」が出たが、強制力を伴うものではない。

自分は罹っていないから良しとするのか。万が一で自分が感染し、誰かに移してしまうリスクまで想定するのか。

こんなときにどう行動するかで、人としての真価が問われている。

一人ひとりの意識が束となって、ようやく新型コロナウィルスに対抗できるはず!

近い将来、フラッとポルシェセンターに遊びに行けるような日常が戻りますように!

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