ついに!
念願の!!
タイカンに試乗してきました!!!
しばらくの間ポルシェセンターに行く用事がなく、わざわざコロナ禍に買う気もないクルマの試乗に行くのも迷惑だよなぁ。
試乗って3密だし・・・
と、大真面目に自粛していた私たち一家。
ちょうど先日ポルシェセンターに行かねばならない用事ができたので、その際にタイカンにも試乗させてもらった。
展示車のタイカンは過去にも何度か見ていたが、初めて動くタイカンに乗った。
そして、その底力に驚愕した。
タイカンはタイムマシンなのか!?
展示車タイカンは何度もみていたけど、実際に走るタイカンは初めて。
もうとにかくそのすごさに驚いたので、興奮と共に語っていこう。
乗せてもらったタイカンは4S。
色はフローズンブルーメタリック。新色ですね!
いやはや、見た目は車高が低く、スポーツカーそのもの。
そのフォルムはとても4ドア車には見えない。
起動音がしない
タイカンが停まっている駐車場へ行き、営業マンY氏にタイカンを私たちの乗りやすい位置まで移動してもらう。
Y氏がタイカンのエンジンを入れ、こちらまで運転してきてくれるのだが・・・
音が全然しない!!
耳をすますと、ヒュイーーーーーンという電子音が聞こえるくらい。
電気自動車だから当たり前なんだけど・・・
こんなにも静かだとは。
マカンの起動音(「ブオオオオォォーーン!!」の重低音)に慣れていると、これには改めてびっくり。
私はもちろん、後部座席に乗せてもらう。
重心が低く安定感やばい
走り出すと感じるのは乗り心地の良さ。
タイカンはとにかく重心が低い。
車高が低く、エンジンを積んでいない代わりに、シート下底面に電池が埋まっているためだ。
重心が低いため、乗っているときの安定感は半端ない。
そして、揺れない。
本当に地面を走っているのだろうか?リニア新幹線みたいに浮いているのでは?と思うくらいに振動がない。
パナメーラGTS(エアサス付き)に乗った時も、乗り心地の良さにびっくりして「魔法の絨毯に乗っているみたい!」と感じたが、タイカンはそれを軽く超えている。
Y氏「タイカンは全モデルでエアサスが標準装備なので、乗り心地はすごくいいです!
あとはPDCCというロール抑制の電子制御システムのオプションがありますね。それをつければ乗り心地という点ではもっとよくなりますが、これでも十分すぎるくらいに良いですよね。」
なるほど。エアサス標準装備とはすばらしい!!
加速やばい、半端ない
そして、何より驚いたのがその加速力。
ポルシェによると、4Sでは0km/hから100km/hまでの加速にかかる時間は4.0秒。
さすがに公道で0-100km加速を体験することは不可能だけど、限りなく速度を落として、思いっきり加速するというのをやってもらった。←スピードメーターに注意!
どんなものかとiphoneで動画を撮ることに。
いざ!加速!!!
・・・ドン!!!
想像を超える加速力にiphoneを落としてしまった・・・(←アホ)
加速すると乗っている人にとっては後ろ持ってかれるような力がかかるんですね。
慣性の法則・・・? 高校物理から勉強しなおそう。
あまりのパワーにびっくりしすぎた。
一瞬でもんのすごいパワーが出る。本当に一瞬。タイカンの底力、半端ない。
唯一撮れた動画を切り取ると・・・
はい、ブレブレ。
とにかく加速がやばかった。
さっきからやばいとか半端ないとか、自分で自分の語彙力が心配・・・
でも、本当にやばいんです、タイカン。
本当に一瞬でものすごいスピードが出ていた。
速度出すぎちゃうのでアクセルはすぐに緩められてしまったのだけど、それでも感じた底抜けの加速力。
感覚的には、4秒もたたないうちに100km/hいく気がする。
ポルシェがいう0-100km加速4.0秒って、低めに言ってる気がする。
似ている乗り物といえば、富士急ハイランドのドドンパ。
あれは世界No.1加速のアトラクションらしく、約1.56秒で180km/hまで加速するのだ。
私もずいぶん前にドドンパに乗ったことがあるが、あのときの加速はすごかった。
数値の上では、加速はタイカンよりもドドンパの方が遥かに上手だ。
しかし!私の感覚では、タイカンの方がすごかった。
なぜなら、ドドンパは生身で乗るので、風を感じるし、音もあるし、振動もある。
一方のタイカンは、車内なので風はない。電気なので音もない。乗り心地もすごいので振動もない。
風も音も揺れもない箱の中で、ものすごい加速パワーを受ける。
これは、まさに超次元体験!!!
時空を超えて、別世界へ飛んでいってしまいそうな錯覚を受けた。
そう、実はタイカンは時空を突き抜ける乗り物だったのだ!!(嘘)
タイカン、それはきっとタイムマシンの前身・・・。私はそう信じている。
電気自動車の将来は明るい
以上、私のつたない日本語による試乗レポートだったけど、なんとなくすごさが伝わっただろうか。
ポルシェが作った電気自動車はやはりすごかった。
営業マンY氏が言うには、
「これからタイカンを基準として、自動車メーカー各社が電気自動車の開発に凌ぎを削っていくことになると思います。もちろん、ポルシェもさらなる開発をするはずです。
電気自動車は近いうちに必ずもっと進化します!」
これから電気自動車はますます進化をしていき、タイカンを上回るクルマが登場することになりそう。
夫がタイカンの話をする時に必ず言うタイカンの課題としては、航続距離の問題。
タイカン4Sは試乗時にフル充電状態で、310km走行可能と表示されていた。
エアコンを切れば、350km近く走れるかもしれない。
でも、やっぱり300km台というのはガソリン車に比べてしまうと心許ない距離だと思う。
だから今すぐタイカンを買うという選択肢は、夫の中ではまだないらしい。
近隣や出かけた先の充電設備に心配がない方はタイカンいいかもしれない・・・!というか、めちゃくちゃいいです!!!
航続距離も、乗り心地も、スピードなどのスペックもこれからますます進化していくはず。
EVマカンも研究が進んでいるはずだし、ボクスターEもどうなるんだろう!?
ポルシェの進化に目が離せない!