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今日は3.11
2011年の東日本大震災から9年。
昨今の新型コロナウィルスの件もあり、防災への備えは日頃から心がけておきたいと思う人も多いだろう。
Contents
クルマは非常時に避難場所になりうる
衣食住のどれも重要だが、クルマは「住」を満たす役割もできる。
公共の避難所はやはりプライベート性に乏しく、命をつなぐことはできても、なかなか長期間を快適に過ごすには不向きの場所だろう。
特に、犬がいる我が家は有事の時に地域の避難所に行くことが難しい。
もしものとき、家で過ごすこともできなくなってしまったら、クルマの中で過ごすことを想定している。
でも、マカンで寝泊まりって、できるのだろうか?
- 家族3人+1匹、狭くない?
- クルマの中と言っても外は寒くない?
- 子どももクルマで寝てくれるかな?
そんな不安もあった昨今、ちょうどマカンで車中泊する機会があった。
マカンで車中泊を計画
先日のこと、諸事情により急用ができ、東京から山形県まで行く用事があった。
条件はこんな感じ。
- 子どもも一緒に行く。(犬は実家に預ける)
- 前日は普段通り仕事。
- 8時くらいには現地についている必要がある。
東京から現地まではノンストップで行っても6時間かかる。
途中トイレ休憩も考えると7~8時間くらいは見ておく必要がある。
今までにないほどの長距離ドライブ、車内で仮眠をとることを想定して旅程を計画した。
マカンで車中泊を計画
何時に家を出るべきか
夫が仕事から帰宅してお風呂等を済ませて自由になれるのはだいたい夜9時。
- 夜9時頃から12時頃まで仮眠を取って、夜中に出発するか。
- 夜9時頃に出発して現地についてから仮眠をとるか。
夫は❷を選んだ。
私は「少しだけでも寝ておいた方がいいのでは?」と言ったが、ドライバー目線だとちがうらしい。
理由は2つ。
明け方が最も眠くなる
夫は明け方の3時から5時頃が最も眠くなるという。
事前に仮眠をとろうとしても普段寝ない9時にはなかなか寝付けないし、多少寝れたとしても、そもそも生活のリズムが崩れているので明け方は眠くなる。
一方、普段は夜12時頃まで起きているので、そこからの流れで2~3時間追加で起きている分にはさほど眠くならない。
ましてや大好きな運転だから苦に感じないという。
夜中のエンジン音は極力控えたい
夫が気にしているのは、マカンのエンジンの起動音。
たしかに、うるさい。
世の中が寝静まった夜中の3時。
冷え込んだ屋外であの「ブオオオオーーーーン」が鳴り響いたら、近隣の方で目を覚ましてしまう人がいないとも限らない。
それは大迷惑な話なので、やはり避けようということ。
いざ、長距離ドライブに出発
そして、予定の日。夜9時に出発。
途中トイレ休憩を1回挟み、ほぼノンストップで走り、現地には想定どおり朝4時頃に到着した。
クルコンをフル稼働で走っていた。
夫は「マカン楽だなー」「これ、マカンじゃなかったらきつかったな」と何度も言いながら運転していた。
やはりマカンの運転は快適だし、ずっと高速道路が続く単調な道のときにはクルコンは安定走行のためにとても便利らしい。
マカンで仮眠をとる
目的地までもう少しという地点のサービスエリアにマカンを停めて、仮眠を取ってみることにした。
夫は運転席。
子どもは助手席。
フロントシートは両方ともリクライニングがあるので倒す。
私はリアシートを独り占め。
リアに横になる。
身長158cmの私にはぴったりだった。めいっぱいに横にはなれないが、ほんの少し膝を曲げるだけで収まる。
寝返りもできるし、全く問題なし!むしろ快適!
着ていたアウターを枕にして横になり、ブランケットをかけて寝てみる。
シート座面のでこぼこやシートベルトの差し込む部分が当たって少し痛かった。でも数時間の仮眠なら気にならない程度。
車中泊用のマット なども売っているので、頻繁に車中泊をする人はあった方がいいかも。
結果、
ものすごくよく寝れた。
横になって数秒で寝落ちした気がする。
ぐっすり眠れて、その後の用事も全然眠くなったし、帰り道もあまり眠くならかった。
子どもの座席位置
普段夜10時頃眠りにつく子どもは、ちょうどその時間だったこともありほぼ一度も起きずにずっと寝ていてくれた。
子どもは眠いときは私の隣(後部座席)に座りたがるが、今回はリクライニングできるという理由で助手席に座らせた。
うちのジュニアシートは座席のリクライニングと連動して倒すことができるタイプ。
この日も出発してすぐ寝るだろうということでリクライニングを倒しておいて正解だった!
走行中も、明け方私たちが仮眠をとる時も、ぐっすり寝てくれた。
起きてからは機嫌もよくドライブを楽しんでくれた。
助手席は視界がよく、いろいろなものが見えるので楽しい様子。
車中泊用に持って行った物
車中泊のために準備したのはこのブランケットだけ!
寒さが気になっていたので、大人がすっぽり入れる大判の「ブランケット」というより「毛布」を購入。
これを人数分3枚用意した。
マカンで車中泊はできる
今回の経験で確信した。
家族3人、マカンで車中泊できる。
全員ぐっすり寝ることができた。
ましてや寒さ厳しい冬なのに。
暖冬のおかげであまり寒くないというのもあるけど、何よりマカンの気密性がすごい。
起きたら窓が曇っていた。
うわー外が見えない!
起きて外に出てみると外はとっても寒かった。
外さむ!車内全然さむくなかったのに、温度差やば!
マカンの気密性の高さ。
これはかなり意外だったが、気密性の高さが車中泊に向いているとは考えもしていなかった。
夏はさすがに暑すぎて厳しいかもしれないけど。
クルマはもしもの時にも役立つ
マカンで割と快適に過ごせることがわかった。
うちのマカンには常にポータブルトイレも積んで備えてある。
備えあれば憂なし!
今回の車中泊体験は「有事の際、マカンで寝泊まりできる」自信にもつながったよい機会となった。