クルマのナンバー。希望ナンバー制度では希望する4桁を選ぶことができる。
自分が選んだ数字がナンバープレートとなって、クルマの前面と背面に付与されるのって嬉しい!
ナンバーを選ぶのってなんとなくクルマに名前をつけるような感覚!
私はまだ自分でクルマを買ったことが一度もない!今までのクルマはどれも夫のものだ。
でも、今日はもし私がポルシェを買ったら、どんなナンバーを付けようかな?と考えてみた。
Contents
ナンバーに関する基礎知識
分類番号で希望ナンバーか否かがわかる
ポルシェは全車種とも3で始まる分類番号を持つ「普通乗用自動車」、いわゆる「3ナンバー」の数字だ。
301~309までは希望ナンバーを選択しなかった人の種類コードだ。
一方、希望ナンバーを申請すると、分類番号は310以上の数字になる。
つまり、分類番号でそのナンバーが希望ナンバーなのかそうではないたまたまのナンバーなのかがわかるのだ。
ひらがなの法則
まず、ナンバープレートに使えるひらがなが決まっている。
- 「お」「し」「へ」「ん」は使われない 読みにくさや意味の悪さから
- あ行、か行、「を」は事業用車両に限られる
- 「わ」「れ」レンタカー専用
- 「よ」駐留軍人用
ということで、一般的な車両にはひらがなはこれらを除いた「さ」から「ろ」までのいずれかが振られる。
このひらがなは実は申請順に「さ」から「ろ」まで振られていく。
たとえば、希望ナンバーで19-19を申請すると、
「310さ19-19」「310し19-19」と順番に振られていき、「310ろ19-19」まで来ると次は分類番号が繰り上がって「311さ19-19」になる。
希望ナンバーを選択した人は310から始まり、399までいく。最近では分類番号が足りなくなり、30Aや30Cなどアルファベットも使うようになってきた。
つまり、もし自分と同じ地域名で同じナンバーの人を見かけたら、その人が自分より先にクルマを買ったか後に買ったかがわかるのだ!それを知ってどうなる(笑)
ポルシェに付けたいナンバー
さてここからが本題。
ポルシェに合う最高のナンバーたちを考えてみた。車種別に見ていこう。
911
911
これは圧倒的に「911」。異論は受け付けない。
だってポルシェといえば911だし、911に乗っていて「911」以外のナンバーを選ぶ方が不思議なくらい、定番ナンバーだ。
992, 991, 997, 996など
911をより細分化した型式、タイプコード(Type code)をナンバーにしている人も多く見かける。
よく雑誌に載っているカーレビュー記事で登場するクルマは、おそらくポルシェが用意したクルマだが、このタイプコードをナンバーにしたクルマが多いように感じる。
Webモーターマガジンより(https://web.motormagazine.co.jp)
このようにタイプコードを使うのは「911」ほど露骨じゃないので「わかる人にはわかる」ナンバーであることがカッコイイ!
中には、9911(991-1)という方も見たことがある。991の前期型であることを示している。991の前期型は人気タイプの1つだから、これも素敵なナンバーだと思う!
ボクスター・ケイマン
718
これも911同様、車種名にも入っているので718が最も無難かな。
タイプコードでは982という呼び方もあるが、街中で見かける中では718を選ぶ人の方が多いように感じる。
旧型のタイプコード981までは、車種名は718の冠数字は付かず単にボクスター/ケイマンと呼んでいた。
それが現行の982モデルから718ボクスター/718ケイマンが正式な車種名となった。3桁コードが車種名に付くとよりポルシェらしくなる!
ということで、911は911をナンバーにするように、718は718をナンバーにするのが自然に感じる。
981, 987, 986など
以前のモデルを乗っている方は718という車種名ではなかったため、981, 987, 986などのタイプコードを採用している人が多い。
本当に多いので、街中でボクスター/ケイマンを見かけたとき、ナンバーを見れば私でもだいたいの年式がわかるという(笑)
私「今のボクスターの987だね」
夫「え?よくわかったね」
私「だって987って書いてあったよ、ナンバーに(ドヤ)」
夫はナンバーを見ずにボディのデザインで車種型式を特定するが、私はナンバーで特定する(笑)
特に981は最後のNAエンジンポルシェということでファンが多く、ブランド力も強い。その981というコードをナンバーにするのってカッコイイし、優越感も得られる!見かけるとこっちまでうれしくなる!
パナメーラ
970, 971
初期型パナメーラは970、現行モデルは971というタイプコードになる。
このコードをナンバーにするのが最もシンプルかと思う。
ここで小話。
夫に聞いてみたところ、夫はこの970, 971という数字があまり好みではないらしい。
9という丸めのフォルムの字体と、7という角張ったフォルムの字体がアンバランスに感じるという。
一方、981は丸めのフォルムの数字で統一されていて、最後の1も締まりがよく、数字の字面としてかなり好きらしい。
私は971もいいナンバーだと思う。9も7も1も奇数でまとまりがあるし、単体で見ても結構人気な数字同士の組合せだと思う。人の好みっていろいろあるなーと感じた。
87
パナメーラに「87」、これは私の一押し!
87で「パナ」と読む(笑)
ポルシェの中でも最もラグジュアリーなパナメーラ様を「パナ」呼びしてしまうなんておこがましいかもしれないが、パナメーラを買った人ならそれも許される!
2桁ナンバーは覚えやすく、でも人とかぶりにくい点もいいと思う。
カイエン
ここへ来て困った事態が発覚。
911, 718, パナメーラと同じような3桁コードがカイエンには存在しないのだ、、、
正確に言うと、2代目前期型までは955, 957, 958という3桁コードの愛称があった。
Webモーターマガジンより(https://web.motormagazine.co.jp)
でも、最近は3桁コードでは呼ばれず、92Aとか9Y0とか英数字を組み込んだ暗号のようなコードになってしまった(泣)
3桁コードこそポルシェらしいのに。
カイエンコード年表
初代前期型(2002~2006年) | 955/9PA |
初代後期型(2006~2010年) | 957/9PA |
2代目前期型(2010~2014年) | 958/92A |
2代目後期型(2014~2018年) | 958/92A |
3代目前期型(2018年~現在) | 9Y0 |
カイエンクーペ(2019年~現在) | PO536 |
そんなわけでカイエンは3桁コードをそのまま使うことはできず、頭をひねって考えてみた。
940
タイプコード9Y0から。
Yを数字に置き換えると4=よん=Y(on)ということと4の文字を右に45°回転させると小文字のyに見えなくもないから。(え、見えない!?)
510
語呂合わせでカイエンを表現してみた。
5は「カ」をあらわす。なぜかというと、5=ゴ=個=箇=カという流れだ。1カ所, 2カ所などの表現は1箇所, 2箇所とも書くことができ、そこから派生した。
1は「イ」、0は「エン(円)」だ。
若干無理矢理感があるが、数字の意味は自分がわかればオッケー!(爆)
536
カイエンクーペはタイプコードがPO536なのでその数字部分を拝借して536というのもアリか!
マカン
やってきました、最後にマカン。
マカンもカイエンと同様、数字3桁のタイプコードが存在しない(泣)
マカンのタイプコードは95Bだ。
95, 958, 9581, 9582, 9595など
タイプコード95Bから。
Bは数字では8に形が似ているので8に置き換え。
末尾に1か2を付ければ、前期型/後期型の表現も可能!
カーレビューに使われたマカンではシンプルに95を使ったみたい。
Webモーターマガジンより(https://web.motormagazine.co.jp)
6762
次にマカンの語呂合わせをしようと思ったが、「マ」を数字にすると0(「まる」から)になってしまい、最初に0を持ってくることができないので却下。
語呂合わせができないので、ここで私がひねり出した渾身のアイディア!!
英語表記のMacanから作ったナンバー。
マカンは3ナンバー(3から始まる3桁の分類番号)ということで、3とつなげると36762
これを書き起こして、
反転させて、
ちょっと手直しして、
よく見ると、
Macanになるではないか!!
もはやここまで来ると暗号だ。
まあ、ナンバーの意味は自分がわかっていればよし!!(爆)
ちなみにうちのマカンはこれらのナンバーではない。過去のクルマから継続して使っているお気に入りのナンバーがあり、それを継続して使っている。
全車種共通
1931
1931年に創業者のフェルディナント・ポルシェががドイツ シュツットガルトでポルシェの前身となるデザイン事務所を開業した。
創業年をナンバーにするのもポルシェへのリスペクトを表現できていい感じ!
93, 903
9月3日はフェルディナンド・ポルシェの誕生日。創業者に敬意をこめて。
9
9が付くとなんとなくポルシェっぽい感じがするから。
911に始まり、各車種のタイプコードの頭にも9が使われているものも多い。だから、ポルシェを数字1つで表すと9!
一桁っていうのもなかなか斬新でカッコイイ!
9は抽選対象にもなっていないらしいから安心!
4640
4 ポ (英語読みフォーから連想)
6 ル (中国語で6はリューと読むことが連想)
4 シ
0 ェ (円エン)
ちょっと無理矢理感も否めないが、ポルシェはせっかくカタカナ4文字でナンバーの桁数と同じなので、一文字ずつ置きかえてみた。
4640が「ポルシェ」の語呂合わせだと気付く人は多くないだろうが、一見希望ナンバーじゃないように見えるくらいさりげない方がいいかも!
あなたのお気に入りのナンバーは?
以上、ポルシェだと一目でわかるナンバーから、暗号レベルのナンバーまで、いろいろな種類のナンバーを紹介してきた。
Webモーターマガジンより(https://web.motormagazine.co.jp)
クルマの購入を決意して、付けたいナンバーや自身のラッキーナンバーがはっきりと決まっていればいいのだろうが、ナンバーをどうするか悩む人は少なくないと思う。
そんな人は、ぜひポルシェにちなんだナンバーを付けよう!