期間限定で東京・有明にオープンしたポルシェのポップアップストア Porsche Now Tokyo。
つい先日、私も早速行ってきたので、どんなストアだったのか、ここで何ができるのかまとめてみる。
Contents
予約方法は?
ポルシェの公式サイトから予約申し込みができる。
予約のパターンは「来場予約」と「試乗予約」の2種類。
来場予約は、ポップアップストアの店内に入って各ブースを回ったり、展示車を見ることができる。
試乗予約はポルシェのハイブリッドモデルのクルマに試乗することができるので、乗ってみたい人は予約しよう!
なお、まだタイカンの試乗はできない。タイカンの試乗は、全国のポルシェセンターで年内に開始される見込みだそう。12月くらいになればPorsche Now Tokyoでもタイカンの試乗ができるかも?早ければ11月頃かもしれない。
現在、Porsche Now Tokyoで試乗ができるのは、カイエンクーペのE HybridとパナメーラターボS E Hybridの2車種。
来場にあたっては、入店の人数制限を設けているようなので必ず事前予約しておこう!
私は行きたい日がオンライン予約では表示されなかったので、直接電話して予約を受けてもらった。電話でも予約はできます!
混雑状況は?
私は平日の午後に行ったが、オープン間もない時期で予約も少なかったからなのか、先客ゼロだった。
1~2時間滞在してお客さんは2~3組来たかなぁ?という程度。
タイカンもVR体験もかなりじっくりさせてもらえた。
店内はガラガラ。
でも、週末は混雑するらしい。特にオープン直後の先週末は150人超えの来客数。
そんなに来たらタイカンもじっくり見れないだろうなぁ・・・
ということでできるなら平日に行くのがオススメ!
でも予約で人数管理しているし、土日もだんだんと落ち着いてくるとは思うので、土日でも大丈夫かも?
展示車両は?
私が先日行ったときには、展示車両は試乗車含めて以下の4台。
- タイカン ターボ
- カイエンクーペ E Hybrid (試乗車)
- パナメーラ ターボS E Hybrid (試乗車)
- ケイマン GT4 (レース仕様)
そう、タイカンが1台しかなかった・・・!!
YouTubeでPorsche Now Tokyoの予約をしたときはたしか3台のタイカンが店内に展示されていたのだけど、それはプレス向けの数日で終わってしまい、現在は1台だけしか展示されていなかった。本当はもっと見たかった。
でも、1台だけとはいえ、その存在感はピカイチ。
それがこちら!!
本物のタイカンはめっちゃくっちゃ!!カッコよかった!!!
タイカンを生で見れるというだけでここに行く価値あり!!
タイカン実物を見た感想はまた別記事でじっくりレビューします。
外には試乗車2台が停まっていた。
カイエンクーペはご覧のとおりかなり派手なデザインになっていたので・・・カイエンの試乗予約をしたらこのクルマに乗ることになる可能性があるので、恥ずかしがりの方は気をつけて(爆)
パナメーラ ターボS E Hybridは雨ざらしになりながら駐車場に止まっていた。
おおお。さすがの最上位グレード。美しい・・・ オーラがやばい。
どちらに試乗するか迷っているなら個人的にはパナメーラの方がおすすめかも。こっちはデザインカーになっていないし(爆)
店内で何ができる?
店内ではタイカンの展示のほかにいくつかブースや展示がある。
VRでレース体験
ポルシェ919の24時間耐久レース。
というと、ポルシェ通のみなさんはわかるのだろうか・・・?
私はさっぱりわからなかったのだけど、このブースはそのレースの擬似体験ができるというもの。
VRゴーグルを装着し椅子に座ると、運転席に座っている感覚で3D映像が流れる。
本物のレーシングカーに乗っているみたいな振動も伝わってきてリアル。
そしてコースを走り出す。
これがめちゃくちゃ速い。速すぎてもはや何に乗っているのかよくわからないレベル。
また、映像はもう1本あって、もうひとつはタイカンがドイツのニュルブルクリンクをテスト走行しているもの。
これもまじで速い!!
VRは体験あるのみ。面白かった!!!
VRでタイカンをデザイン
もう一つVR体験できるブースがある。
こちらではVRでクルマを作り上げるような体験。手の形をした不思議な道具を持って、ボディーカラーを選べる。
ここはやはりタイカンをチョイス!
自分が選んだボディーカラーが、3Dで映し出されたタイカンに反映する。(周囲にいる人はVRゴーグルをしている人が見ている映像の2Dバージョンがモニターで見れる)
新色のフローズンブルーメタリック。美しい・・・
これぞ3Dコンフィグ!!
いつかこうやって3Dでコンフィギュレーションするのが当たり前の時代が来るのかなぁなんて未来を予感させてくれる。
また、ポルシェの古くからの伝統がタイカンにも伝わってくるような演出もあり、プチ感動。
廃材アートコンテスト
ポルシェから出た廃材を使って、何が作れるか?のコンテスト。
都内のポルシェセンターのメカニックさんが作った「ポルシェらしさ」がほのかに感じられる廃材アートの数々。パーツが好きな人にはたまらない。
私はホイールで作った傘立てがお気に入り!行った日が雨の日だったから、実用性に惹かれた。
メカニックさんの渾身のアイディアと技術も楽しめる。
物販スペース
ポルシェセンター同様、ポルシェグッズの販売もある。
見ているだけで目の保養になるグッズの数々。私はグッズを見ているだけで1時間くらいは時間潰せます。
ここにはレアなポルシェチェアの姿も!
リクライニング電動で動くんです。このボタンはモックではなかった。ぜひ試してみてください。
行く時の心構え
Porsche Now Tokyoはポルシェセンターとはちょっとちがう。
ポルシェセンターは営業マンが付いていろいろと案内してくれるが、Porsche Now Tokyoは基本的に「自分で見る」スタイルであると念頭に置いておこう。
もちろん、スタッフの方は呼べば来てくれるし、ブースでVR体験をするときには案内してくれるし、質問にも丁寧に答えてくれる。
でも、基本的にこちらのリクエストベースな雰囲気。
生粋の営業マンがやってきて、手取り足取り教えてくれる感じではない。
私も入店時、「あれ?店内に入ったものの、何していいのかな・・・?」と感じたので、ここは遠慮せず、積極的に店内を見るようにしよう!
次はサスティナビリティの時代へ
タイカンやE Hybridモデルのポルシェ、廃材アートなど、随所に感じられる次世代への気配。
キーワードは「サスティナビリティ」
今回のPorsche Now Tokyoのテーマにもなっているこの言葉。
クルマもどんどん次の時代へ向けて、新しい生活環境に合わせて進化していくんだなと感じさせてくれるストアだった。
外の駐車場にはCHAdeMo充電設備があったけど、ロックがかかっているので勝手には使えません!(あたりまえ?)
Porsche Now Tokyoがオープンしている期間は2020年7月9日から2021年8月31日とのこと。
夏休み期間限定のオープンかと思ったら、2021年って来年まで開いてるんだ・・・周囲にはオリンピック会場施設もたくさんあり、注目度の高いこの立地!
1年以上やってくれるらしいので一度行ってみては?
ゆりかもめ「有明テニスの森」駅のすぐ近くです!