とても嬉しいニュースが飛び込んできた。
ポルシェが来週からクルマの生産工場を再開すると発表した。
ポルシェ、週明けから工場を再稼働
ポルシェの生産拠点はツッフェンハウゼンおよびライプツィヒの2ヵ所とも、週明け5月4日(月)から工場を再開する。
日本ではゴールデンウィークの真っ只中だが、ドイツは祝日ではない。
まだ新型コロナウィルス感染拡大への懸念は収まったわけではなく、稼働には一定の制限が入る。
人と人との間隔を最低1.5m取ったり、スタッフは指定エリアではマスク着用を義務付けられたりする。
もしかすると従来に比べて生産効率が落ちるかもしれないが、工場再開は嬉しいニュースだ!
ドイツの自動車業界、続々と工事再開
ポルシェとも関連の深いアウディでも4月21日から工場を段階的に再開し、数週間で正常のペースに戻す予定とのこと。
また、フォルクスワーゲンが4月27日に工場の再稼働を発表、生産車種は徐々に増やしていくらしい。
ドイツ国内の自動車業界は徐々に工場での生産を再開する動きになってきている。
部品や素材の調達は大丈夫なの?
心配なのが材料の調達が大丈夫?という点だが、これは心配ないらしい。
こういったサプライチェーンのプロセスについては労使協議会とポルシェ本社で合意されているとのこと。
つまりは工場休止期間中もポルシェ本社の社員がいろいろと準備をして万全の状態で工場が再開できるように手配していたということだ。
ポルシェ本社もデスクワークの社員はみなテレワーク体制になっていたはずなので、自宅からすばらしい仕事をしてくれていたのだろう!
一人のポルシェオーナーとして感謝!!
うちのマカンは私が買ったポルシェではないので、実際にはポルシェオーナーは夫だが(爆)
ポルシェに使われる素材といえば?
たとえば、インテリアに用いられるアルカンターラ。
これはイタリアにあるアルカンターラ社が作製する素材だ。
感染拡大による影響も大きいイタリアだが、アルカンターラ社も厳重警戒のもと工場を再開することを4月14日に発表している。
新車購入の場合、納期の遅れは?
休止期間は3月21日から5月3日までの約6週間。44日間。
これを考えると納車の遅れは最低でも6週間。
おそらく工場稼働のペースは段階的に元に戻していくことを考えるともう少し時間がかかりそうだ。
やはり少なくとも2ヵ月、もしくは3~4ヵ月ほどの遅れは見込んでおいた方がよさそう。
待つことこそ最大の楽しみ!
私のブログ読者の中にも、年末に911を発注した人、今年になってマカンGTSを発注した人などがいらっしゃり、納期について非常にやきもきされていた。
ポルシェは平時でさえ数ヵ月の納車遅れはザラにあるらしいが、今回はさらに待つことになりそうだ。
しかし今起こっているのは世界的なパニック。ポルシェは何も悪くない。納車遅れに関してポルシェを責めることは到底できない。
でも、余分に待たされた分、ポルシェセンターのスタッフに少し「おまけ」をねだったりしてみては!?
Tシャツとかポルシェベアとか!?
あとは別の車種を試乗させてもらっちゃったりとか!?
試乗してそっちも欲しくなってしまって買うことになったら面白いな(笑)
というのは半分冗談で、そんなせこいこと考えなくても、新車の納車でテンションがぶち上がることは間違いない。
こんなにも大変な環境下で、自分のために世界にたった一つの1台をポルシェがオーダーメイドしてくれたという事実が何よりうれしいではないか!!
待つことも楽しみの一つ。
2020年納車予定の皆さま、納車の際にはぜひコメントやSNSのDM等で納車のレポをください!!
ポルシェ工場が再稼働ということは、元のポルシェライフに戻るために一歩前進したということ!
明るいニュースをきっかけに、我が家のゴールデンウィークも少し前向きに過ごせそうだ。